【開催報告】日本医療政策機構(HGPI)・京都大学大学院医学研究科先端国際精神医学講座 共催 グローバル専門家会合「当事者視点で考えるデジタルテクノロジーの利活用促進に向けた目指すべき方向性」(2022年12月20日)
*****最終報告書を作成し、発表しました。(2023年9月25日)
詳しくは、当ページ下部のPDFファイルをご覧ください。
日本医療政策機構メンタルヘルス政策プロジェクトは、京都大学大学院医学研究科先端国際精神医学講座と共催(ジョンズホプキンス大学協力)によりグローバル専門家会合「当事者視点で考えるデジタルテクノロジーの利活用促進に向けた目指すべき方向性」を開催いたしました。
本会合では、メンタルヘルス領域におけるデジタルテクノロジーの普及に向けた論点を「エビデンス」「アクセシビリティ」「データ」の3つのテーマから、課題や今後の展望について、国内外のトップアカデミアに加え、産官学民のオピニオンリーダーが結集し、議論いたしました。
また一連の議論を踏まえ、シンクタンクである日本医療政策機構(HGPI)が政策提言として取りまとめ、政策立案者向けに発信していくことで、日本のメンタルヘルス政策の進展に寄与することを目指しております。
【開催概要】
日時:2022年12月20日(火)9:00-16:30(JST)/2022年12月19日(月)19:00-2:30(EST)
形式:Zoom ウェビナー
言語:日本語/英語(同時通訳あり)
参加費:無料
【プログラム】(敬称略)
09:00-09:05 開会の辞
黒川 清(日本医療政策機構 代表理事)
09:10-09:40 基調講演「Brief introduction of Harvard Digital Psychiatry」
John B. Torous(Assistant Professor of Psychiatry, Beth Israel Deaconess Medical Center)
Matcheri S Keshavan(Stanley Cobb Professor of Psychiatry, Beth Israel Deaconess Medical Center)
09:50-11:30 セッション1 デジタルテクノロジー活用におけるエビデンス
登壇者(五十音順):
石塚 公子(ジョンズホプキンス大学医学部 助教授)
宇田川 健(認定NPO法人地域精神保健福祉機構コンボ 代表理事)
神庭 重信(九州大学 名誉教授)
岸本 泰士郎(慶應義塾大学医学部 ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座 特任教授)
久我 弘典(国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター センター長)
櫻井 武(京都大学大学院医学研究科 先端国際精神医学講座 客員研究員)
林 玲子(国立社会保障・人口問題研究所 副所長)
山田 悠至(日本医療研究開発機構 ゲノム・データ基盤事業部 医療技術研究開発課 調査役)
進行:
澤 明(ジョンズホプキンス大学医学部、公衆衛生学部、付属病院)
※セッションの時間内に一部Q&Aの時間を設けました(会場およびオンライン)
―休憩(11:30-12:30)―
12:30-12:40 プレゼンテーション1「今後の医療におけるDX推進への期待と課題」
自見 はなこ(参議院議員/内閣府大臣政務官)
12:40-12:50 プレゼンテーション2「精神保健医療福祉施策の動向と今後の展望」
林 修一郎(厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 精神・障害保健課長)
12:50-13:00 プレゼンテーション3「心の健康保持増進に向けた動向と今後の展望」
橋本 泰輔(経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課長)
13:00-14:20 セッション2 デジタルテクノロジーへのアクセシビリティ
登壇者(五十音順):
金子 賢佑(金子書房株式会社 代表取締役 副社長)
小堀 修(株式会社HIKARI Lab スーパーバイザー)
林 晋吾(うつ病のご家族を支援するコミュニティサイト「エンカレッジ」代表)
古川 壽亮(京都大学大学院医学研究科 健康要因学講座 健康増進・行動学分野 教授)
三浦 信祐(参議院議員)
進行:
栗田 駿一郎(日本医療政策機構 マネージャー)
※セッションの時間内に一部Q&Aの時間を設けました(会場およびオンライン)
―休憩(14:20-14:40)―
14:40-16:20 セッション3 デジタルテクノロジーの推進に向けたデータの利活用
登壇者(五十音順):
大山 彦光(順天堂大学医学部神経学講座 准教授)
工藤 晶子(日本電信電話株式会社(NTT)取締役 執行役員 新ビジネス推進室長)
小林 圭吾(メンタルヘルス当事者)
柴田 龍弘(東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センター 教授/国立がん研究センター研究所 がんゲノミクス研究分野 分野長)
中込 和幸(国立精神・神経医療研究センター 理事長・総長)
方 眞美(医薬品医療機器総合機構 医療機器審査第一部 スペシャリスト(臨床医学担当))
進行:
櫻井 武(京都大学大学院医学研究科 先端国際精神医学講座 客員研究員)
※セッションの時間内に一部Q&Aの時間を設けました(会場およびオンライン)
16:20-16:30 閉会の辞・まとめ
澤 明(ジョンズホプキンス大学医学部、公衆衛生学部、付属病院)
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