【参加報告】Pacific Partnership 2019(2019年5月6日~5月17日、ベトナム フー・イェン)
日付:2019年7月23日
タグ: グローバルヘルス戦略

2019 年5月6日~5月17日にベトナムで行われたPacific Partnership (PP) 2019にあたり、当機構理事・事務局長/CEOの 乗竹亮治が記念式典に参加しました。
PPは、アメリカ海軍主導の多国間共同訓練であり、防衛省・自衛隊、イギリス軍、オーストラリア軍などに加えて、NGOも参画しています。
PP2019では、当機構よりフー・イェン総合病院にAED(自動体外式除細動器)を寄付しました。5月9日にフー・イェン総合病院で開催されたAED寄贈式典に乗竹も参加し、直接AEDを手渡し、フー・イェン省やベトナムにおける日本の官民連携での協力について期待を表明しました。
当日は、フー・イェン省人民委員会Phan Dinh Phung副委員長、同Nguyen Thi Mong Ngoc医療局長、フー・イェン総合病院Pham Hieu Vinh院長、PP19ミッション・コマンダー Randy Van Rossum大佐、在ベトナム日本国大使館麻妻次席公使、在ベトナム日本国防衛駐在官ほか、PP19関係者及びフー・イェン総合病院関係者など多数が出席しました。
今回の活動では、医療活動を支援するため,日本国防衛省14名(うち医官4名、看護師4名)及びNGO2名(当機構及び国際緊急医療・衛生支援機構から救急医2名)のほか、在ベトナム日本国大使館防衛駐在官及び副防衛駐在官の計18名が参加いたしました。
PPは2006年から開始され、日本は2007年から参加、当機構は2016年から毎年参加しています。各国政府、軍、国際機関及びNGOとの協力を通じ、参加国の連携強化や国際災害救援活動の円滑化を図ることを目的としており、参加国数のみならず活動内容も医療活動、施設補修、文化交流等と年々充実しています。当機構からは、喬博軒医師が救急医のボランティアとして参加いたしました。
国内外で機運が高まっている官民連携を、当機構はグローバルヘルス分野においても推進していきます。
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