【申込終了】医療政策アカデミー第12期 Advance「医療政策を視る眼を養う」(2023年8月開講 ※申込締切:2023年6月29日)
日付:2023年5月19日
タグ: 医療政策アカデミー
■医療政策アカデミー第12期について
「医療政策アカデミー(HPA: Health Policy Academy)」は、非営利・独立の民間シンクタンクである日本医療政策機構(HGPI: Health and Global Policy Institute)が提供する医療政策を学びたい市民向けの公開講座です。2015年の第1期開講以来第11期まで、のべ350人近い方々が受講されました。本講座では、産官学民のオピニオンリーダーによる講義と多様なバックグラウンドを持つ受講生の間でのディスカッションなど、多彩なプログラムにより医療政策初学者向けのコンテンツを提供してまいりました。
一方で近年では、医療政策に関するテキストや講座も数多く登場しており、インターネット上でも様々なコンテンツに触れることができるようになりました。そこで、医療政策アカデミーもリニューアルし、第12期からは「Advance」として、政策の理論・テーマ・分析といった観点からカリキュラムを構成し、「医療政策を視る眼を養う」をテーマとして開講いたします。また最終回には受講生ごとでグループを形成し、医療政策課題に対して提言作成・発表を行っていただきます。様々なバックグラウンドの受講生との議論や提言作成を通じて、異なる考え方との調整や合意など、実際の政策形成に必要な考え方に触れる機会になります。
※特別勉強会の情報を追加しました(2023年6月12日)
※第6回の講演テーマを修正いたしました(2023年6月16日)
■医療政策アカデミーAdvanceが提供する知識・機会
公共政策における政策過程、医療政策史、政策理論などの成り立ちを学ぶことで現在議論されている問題の構造を理解する機会
医療・公共政策の倫理的問題や根拠に基づく政策立案など、現代の政策形成過程において利用される知識を学ぶ機会
他のステークホルダーとの関係構築や政策提言作成などアドボカシー活動を実際に行っていくためのノウハウを知る機会
医療政策をともに学ぶ受講生同士のコミュニティ、および延べ350人近い受講生コミュニティ(HPA Alumni)への参加機会
■想定される医療政策アカデミー対象者
医療政策分野において現在活動を行っている方、または今後活動を行っていく意欲のある方
例)
- アドボカシー活動を実施する予定の患者・当事者
- 医療政策に興味のある医療者
- 医療政策立案に関わる行政官
- 疫学・公衆衛生学等の研究者
- 企業における医療政策担当者
※なお今回より、医療政策アカデミーを過去に受講された方も再度受講可能となります。
■HPA Alumni
医療政策アカデミーの受講によって得られるものとして、カリキュラム内での学びはもちろんのこと、受講生コミュニティ「HPA Alumni」があります。HPA Alumniでは、メーリングリスト等を通じて事務局より様々な情報を提供するほか、メンバー間で自主的な勉強会の立ち上げや懇親会など、幅広いネットワークが構築されています。すでに350名近いメンバーがおり、本業での協働の機会が生まれたり、これからのキャリアデザインを相談したり、さらには社外・組織外の信頼できる仲間としてのコミュニティが広がっています。また不定期で、HPA Alumniを対象とした「特別勉強会」を開催しており、受講生が集う場にもなっています。
■受講料
95,000円(一般)/60,000円(患者・市民団体関係者)
※7月12日(水)受講料納入〆切
なお、受講料には参考図書およびその送料を含みます。
※上記「患者/市民団体関係者」向けの特別料金をご希望の方は、ご応募いただく際に、ご活動の経験等について必ず応募フォームにご記入ください。
■開催形式
原則、会場での現地開催のみといたします。
- 会場:Global Business Hub Tokyo(東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ3F)
※なお、新型コロナウィルス感染症等、会場に集まることが適切ではないと事務局が判断した場合は、オンラインに切り替えることがございます。
※出席が叶わなかった方向けに、受講生限定でアーカイブ配信を実施します。
■開催期間・時間(変更の可能性があります)
- 期間: 2023年8月~2024年2月
- 時間: 原則、毎月第2木曜日 18:30-20:30(講師の都合等により変更の可能性あり)
■医療政策アカデミー 第12期 Advance「医療政策を視る眼を養う」開講スケジュール
回 |
日時 |
テーマ |
講師(敬称略) |
1 |
2023年8月10日(木) 18:30-20:30 |
イントロダクション 公共政策の考え方 |
小野崎 耕平(HGPI 理事) 栗田 駿一郎(HGPI シニアマネージャー) |
2 |
2023年9月14日(木) 18:30-20:30 |
医療政策と倫理 |
玉手 慎太郎(学習院大学法学部政治学科 教授) |
3 |
2023年10月12日(木) 18:30-20:30 |
政策決定とエビデンス |
杉谷 和哉(岩手県立大学総合政策学部 講師) |
4 |
2023年11月9日(木) 18:30-20:30 |
医療政策の歴史 |
三谷 宗一郎(甲南大学法学部 准教授) |
5 |
2023年12月14日(木) 18:30-20:30 |
医療介護提供体制 |
三原 岳(ニッセイ基礎研究所 主任研究員) |
6 |
2024年1月11日(木) 18:30-20:30 |
医療政策への新しい市民参画 |
阿真 京子(HGPI フェロー) |
7 |
2024年2月15日(木) 18:30-20:30 |
政策提言発表 まとめ |
小野崎 耕平(HGPI 理事) 栗田 駿一郎(HGPI シニアマネージャー) |
特別勉強会
|
2023年9月28日(木) 18:30-20:30 |
ヘルステックにおける医療政策 |
原 聖吾(HGPI フェロー) |
■各回の流れ(1・7回、および特別勉強会は下記とは異なります)
事務局より(10分程度)
講師による講義(50分程度)
質疑応答・ディスカッション(50分程度)
※2~6回は事前に指定図書を熟読し、疑問点や議論したい点などを準備する予習が必要です
■開講までの流れ
受講生募集開始 | 2023年5月19日(金) |
受講生募集〆切 | 2023年6月29日(木)12:00 |
選考結果通知 | 2023年7月7日(金) |
受講料納入〆切 | 2023年7月12日(水) |
所属先からの直接のお支払いなど、日程の調整が必要な場合はお申し出ください | |
第1回講義 | 2023年8月10日(木) |
調査・提言ランキング
- 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)
- 【政策提言】腎疾患対策推進プロジェクト2024「労働世代における慢性腎臓病(CKD)対策の強化にむけて」~健診スクリーニング、医療機関受診による早期発見、早期介入の重要性~(2024年10月28日)
- 【調査報告】日本の看護職者を対象とした気候変動と健康に関する調査(最終報告)(2024年11月14日)
- 【政策提言】保健医療分野における気候変動国家戦略(2024年6月26日)
- 【政策提言】肥満症対策推進プロジェクト2023「患者・市民・地域が参画し、協働する肥満症対策の実装を目指して」(2024年4月8日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【調査報告】「2023年 日本の医療の満足度、および生成AIの医療応用に関する世論調査」(2024年1月11日)
- 【調査報告】「子どもを対象としたメンタルヘルス教育プログラムの構築と効果検証」報告書(2022年6月16日)
- 【調査報告】日本の看護職者を対象とした気候変動と健康に関する調査(速報版)(2024年9月11日)
- 【調査報告】 日本の医師を対象とした気候変動と健康に関する調査(2023年12月3日)
注目の投稿
-
2024-10-28
【申込受付中】(ハイブリッド開催)公開シンポジウム「患者・当事者ニーズに基づく循環器病対策の推進に向けて~第2期循環器病対策推進計画をより実行性のあるものにしていくために~」(2024年11月22日)
-
2024-11-01
【申込受付中】認知症未来共創ハブ 報告会2024 〜活動の軌跡と未来を描く対話〜(2024年12月3日)
-
2024-11-08
【申込受付中】(ハイブリッド開催)肥満症対策推進プロジェクト 公開シンポジウム「社会課題として考える肥満症対策~市民主体の政策実現に向けて~」(2024年12月4日)
-
2024-11-11
【論点整理】専門家会合「少子化時代における持続可能な周産期医療提供体制の確立に向けて」(2024年11月11日)
-
2024-11-14
【調査報告】日本の看護職者を対象とした気候変動と健康に関する調査(最終報告)(2024年11月14日)