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【開催報告】第2回地方自治体認知症条例比較研究会(2020年10月28日)

【開催報告】第2回地方自治体認知症条例比較研究会(2020年10月28日)

日本医療政策機構では認知症未来共創ハブと共催し、「第2回地方自治体認知症条例比較研究会」を開催いたしました。本研究会は、「認知症とともによりよく生きる未来」の実現という理念の下、現行の認知症関連の条例を比較し、そのあるべきプロセスや条例の内容について考えることを目指します。

第2回の研究会では、九州大学教授 嶋田暁文氏に「条例で定めることの意味」について主に下記のポイントについてご講演賜りました。

  • 条例とは何か?
  • 条例で定めなければならないのはいかなるケースか?
  • 条例を制定する意義は何か?

といった観点から、条例のあり方の原理原則について、再確認する機会となりました。条例は、その手続き的な民主的正統性に加え、条例検討プロセスを通じた関係機関の対話を促す機能や、条例に伴う公開性と広報性によって社会への問題提起・「フレーミング装置」としての役割を持つことも再確認しました。

なお本研究会は、新型コロナウィルス感染症対策を踏まえ、原則全ての会合をオンラインで開催する予定です。また2020年度末には、中間報告書を公表する予定です。

 

■概要
日時:2020年10月28日(水)
場所:オンライン会議システム(Zoom)

■講演者
嶋田 暁文 氏(九州大学 法学研究院 教授)

■研究会メンバー(敬称略・五十音順)
粟野 悠希(日本医療政策機構 アソシエイト)
栗田 駿一郎(認知症未来共創ハブ 運営委員/日本医療政策機構 マネージャー)
河野 結(日本医療政策機構 アソシエイト)
コスガ 聡一(フォトジャーナリスト)
猿渡 進平(認知症未来共創ハブ 運営委員/大牟田市役所 相談支援包括化推進員/白川病院 医療連携室長)
徳田 雄人(認知症未来共創ハブ 運営委員/認知症フレンドシップクラブ 理事)
平井 正明(まほろば倶楽部 代表)
三原 岳(ニッセイ基礎研究所 保険研究部 主任研究員)

※事務局機能は日本医療政策機構が兼任する

■オブザーバー
牛尾 容子(東広島市議会議員)
齋藤 哲(浦安市議会議員)
鈴木 森夫(公益社団法人 認知症の人と家族の会 代表理事)

認知症未来共創ハブ 運営委員


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