第23回朝食会「ありがとうを集めよう。夢のある介護と医療」
日付:2009年7月1日
日本医療政策機構は、2009 年7月1日、第23回定例朝食会を開催致しました。今回は、ワタミ株式会社代表取締役会長・CEOの渡邉美樹氏にお越しいただき、医療・介護分野に対する熱い想い、ビジョンなどについて語っていただきました。早朝から多数の皆様にご参加いただきました。誠にありがとうございました。
医療・介護分野への関心は急速に高まっており、間近に控える総選挙でも大きな争点となります。日本医療政策機構でも「マニフェストで問うべき重要論点」をとりまとめ、各政党に提言しています。医療・介護は喫緊の課題であると同時に、雇用、経済成長という点でも大きなポテンシャルを持っています。今日は、朝から夢のある明るい話をということで、渡邉会長にお越しいただきました。渡邉会長は、1959年横浜市ご出身、84年に前身となる渡美商事を設立、86年にワタミを設立し、現在は食だけでなく介護、農業や環境、個人として教育や医療などで事業を展開。国の教育再生会議の委員などでも活躍されています。
■講師プロフィール
渡邉 美樹 氏
1959年生まれ、神奈川県出身。明治大学商学部卒業後、会社経営に必要な財務や経理を取得するため会計システムの会社に半年間勤めた後に、1年間運送会社で働いて独立資金300万円を貯める。84年に(有)渡美商事を設立、経営不振だった「つぼ八」の店を買い取り、FC店オーナーとして起業し、飛躍的に売り上げを伸ばした。1986年に株式会社ワタミを設立、87年にワタミフードサービス(株)に社名変更(2005年4月にワタミ(株)に変更)。96年に店頭公開。2000年3月に東証1部上場を果たした。有機農業生産法人や、介護事業会社をグループ化するなど「外食」以外にも「介護」「農業」「環境」事業に拡大展開中。2003年「学校法人 郁文館夢学園」理事長、2004年「医療法人 盈進会」理事(2007年には理事長に就任)となり、学校・病院の経営に取り組んでいる。同年10月には日本経済団体連合会理事に就任し、財界活動もスタートした。2006年秋には内閣官房「教育再生会議」有識者委員のほか、「神奈川県教育委員会」委員として教育界へも積極的に活動を広げている。
開催日:2009-07-01
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