医療政策アカデミーのご紹介
日付:2016年4月1日
日本医療政策機構では、医療政策の基礎知識を学びたい方を対象に、その重要なエッセンスを提供する「医療政策アカデミー」を2015年より開講しております。これまでの受講生には、医師、看護師、行政官、ジャーナリスト、ビジネスパーソンなど多様なバックグラウンドを持った方がいらっしゃいます。
受講生の皆さまは月1回の講座にとどまらず、自ら勉強会を企画するなど、活発に活動されています。またそのつながりは半年間の講座を終えても続いています。現在でも期を超えたつながりが生まれ、多くの卒業生がそれぞれの専門領域で活躍しています。
■講師陣
・当機構理事 小野崎 耕平
・当機構エグゼクティブディレクター 宮田 俊男
*この他、政府・大学等からのゲストスピーカーが講義を行います。
■対象者
・医療界に長くいるが、医療政策の基礎について学んでみたい医師や看護師等の医療専門職の方
・医療業界は未経験だが、業務上、医療政策の初歩を学ぶ必要のあるビジネスパーソンの方
・その他、日本の医療や医療政策に関心をお持ちの方
■主なプログラム
第1回 医療政策の基礎知識
・医療政策とは何か
・医療を取り巻くプレーヤー
・医療政策形成プロセス
・喫緊の医療政策課題
第2回 ニュースで見る医療政策
・図で見る医療制度の歴史
・ニュースで見る-戦後医療政策の転換点
・医療政策は社会にどのように影響を与えるか
・医療政策、抜本改革は可能か
第3回 医療を取り巻く多様なプレーヤー
・医療業界勢力関係図
・医療政策に関わる省庁・政府機関
・永田町よもやま話-医療政策と政治
・マルチステークホルダーを越境するには
第4回 日本の医療の国際比較
・主要国の医療制度
・日本の医療制度の特徴
・各国の共通の医療政策課題
第5回 日本の医療は持続可能か
・戦後の社会保障費総額・内訳の変遷
・医療費が増加する要因とは
・医療の持続可能性を考える3つの視点
第6回 明日の医療政策を考えるためのヒント
・報道記事や政府資料をいかに読み解くか
・最新情報を効率よく収集するための5つのソース
・これからの医療と医療政策のキャリアを考える
調査・提言ランキング
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- 【出版報告】医療政策の形成過程における患者・市民参画(PPI)の手引き―患者・市民と行政それぞれに求められる取り組みとその好事例(2024年3月31日)
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- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【お知らせ】グリーン保健医療システムの構築に向けた大きな一歩:世界保健機関(WHO)執行理事会における日本政府代表団による「気候変動と健康に関する変革的行動のためのアライアンス(ATACH)」への正式な関心表明を支持(2024年2月16日)
- 【お知らせ】気候変動と健康に関する変革的行動のためのアライアンス(ATACH)に加盟(2024年4月22日)
- 【開催報告】プラネタリーヘルス専門家会合「持続可能な保健医療を目指して:パンデミック下における環境汚染と医療廃棄物の影響からの学び」(2024年2月16日)
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- 【政策提言】腎疾患対策推進プロジェクト 2023「患者・市民・地域が参画し、協働する腎疾患対策に向けて」政策提言・地方自治体における慢性腎臓病(CKD)対策好事例集(2024年2月14日)
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【開催報告】第123回HGPIセミナー「てんかんを取り巻く国内外の状況と今後の展望」(2024年3月6日)
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【申込受付中】医療政策アカデミー第13期「1人の市民として医療政策を展望する」(2024年8月開講)