活動報告 記事・講演・報道

(開催報告)ラウンドテーブル・ディスカッション『日米における医療ITの現状と今後の可能性』

(開催報告)ラウンドテーブル・ディスカッション『日米における医療ITの現状と今後の可能性』
マサチューセッツ州知事のデヴァル・パトリック氏の来日に伴い、2013年12月11日(水)に、下記の通りラウンドテーブル・ディスカッションを開催致しました。

抜本的な医療保険制度改革に取組むオバマ政権は、医療分野におけるITの導入を促進し、医療連携をはじめとする”Connected Healthcare”の実現を目指しています。中でも、マサチューセッツ州はハーバード大学医学部の教育病院群を中心に、医療のIT化を積極的に進めています。

一方、日本でも、ビッグデータを活用して病気の予防に役立てる医療システム作りや、患者のケアの質の向上、医療費の削減のために医療ITの活用に注目が集まっています。また高齢化が進む被災地では、地域医療の情報ネットワーク構築によって多職種や家族との細やかな連携を可能にするなど、医療ITを活用したよりよい高齢者ケアの実現に向けて活動が進められています。

今回のラウンドテーブル・ディスカッションでは、日米両国における多様な領域の専門家が集い、医療ITの好事例を共有、“Connected Healthcare”についてのオープンな議論を行い、高齢化、医療費の高騰など両国が直面する課題に対し、新たな解決策や今後の協働について議論しました。

———
ラウンドテーブル・ディスカッション
『日米における医療ITの現状と今後の可能性』

日時:2013年12月11日(水)9:30~11:00
場所:衆議院第一議員会館 国際会議室

主催:特定非営利活動法人 日本医療政策機構
後援:ハーバード・ビジネス・スクール ヘルスケア・イニシアティブ

<プログラム>
司会 村上博美 (政策研究大学院大学 助教授)

9:30 開会の辞
–    黒川 清(特定非営利活動法人 日本医療政策機構 代表理事)
–    デヴァル・パトリック氏(マサチューセッツ州知事)
–    黒岩 祐治 氏(神奈川県知事)

9:40  プレゼンテーション
–    「相互運用性のとれた電子健康記録で連携されたケアを志す」
パメラ・ゴールドバーグ 氏(Massachusetts eHealth Institute/Massachusetts Technology Collaborative, CEO)

–    「超高齢社会の日本におけるヘルスケアIT-高齢社会の課題を紐解く」
武藤 真祐 氏(医療法人社団鉄祐会 理事長、一般社団法人高齢先進国モデル構想会議 理事長)

コメンテーター:ジョン ハラムカ氏(ハーバード大学医学部最高情報責任者/米国医療IT標準化協議会副議長/マサチューセッツ医療IT標準化協議会諮問委員会共同委員長)

10:05 質疑応答/ディスカッション

10:25 閉会の辞
    黒川 清

開催日:2013-12-11

記事・講演・報道一覧に戻る
PageTop