(開催報告)第2回セミナー「官民連携によりグローバルヘルスの課題解決に挑む」
日付:2013年12月5日
多くの途上国は近年著しい経済成長を遂げており、新たな市場としての重要性を高めています。その一方で、途上国では医療や医薬品へのアクセスが限られている地域も多く、三大感染症(HIV/エイズ、結核、マラリア)やNTD(Neglect Tropical Diseases: 顧みられない熱帯病)などの疾病は、途上国の開発の重大な阻害要因となっています。
先進国の公的資金が伸び悩む中、途上国における健康課題の解決に向けて、政府と民間が革新的なスキームを用いて連携することで、効率的に、迅速な課題解決を目指す官民パートナーシップが注目を集めています。
第1回目のセミナーでは、今、なぜグローバルヘルス分野の官民パートナーシップが必要とされているのか、日本が開発途上国の感染症の課題に対してどのように貢献できるのかなど、日本発のグローバルヘルスR&Dを推進するGHIT Fundの取り組みに焦点をあてながら議論を深めました。
第2回目となる今回のセミナーでは、グローバルヘルス分野で重要な役割を果たしているビル&メリンダ・ゲイツ財団、マラリアの医薬品・ワクチンのR&Dを行うMedicines for Malaria Venture(MMV)、結核の医薬品・ワクチンのR&Dを行うAERASから計3名の専門家をお招きしました。グローバルヘルスR&Dをめぐる世界的な潮流、PDP※、民間企業の果たす役割など、海外における事例を日本の皆様にご紹介するとともに、日本が途上国向け医薬品開発をどのように促進し得るかについて、議論しました。
※PDP(Product Development Partnerships)・・・開発途上国の感染症に特化した新薬開発、臨床研究、製品化を行う国際的な非営利組織。現在、欧米を中心に約20ほどのPDPが存在しており、HIV、マラリア、結核、顧みられない熱帯病に特化した医薬品、ワクチン、診断薬などの研究開発、臨床試験などを世界中で行う。MMV、AERASはその中でも代表的なPDP。
*特設サイトは こちら
■日時: 2013年12月3日(火) 19:30−21:30
■テーマ: グローバルヘルスR&Dのキープレーヤー
■スピーカー
・ハナ・ケトラー氏 (ビル&メリンダ・ビル財団、グローバルヘルス、ライフサイエンスパートナーシップ、シニア・プログラム・オフィサー)
・アンドレア・ルカード氏 (Medicines for Malaria Venture、取締役副社長、広報・渉外担当)
・シャロン・チャン氏 (米NPO法人AERAS アジア支部長)
■主催:(特活)日本医療政策機構、(社)グローバルヘルス技術振興基金
■対象:定員70名
世界のヘルスケア課題に関心のあるビジネス・パーソン、研究者、行政、NGO・NPO、学生の皆様
■参加費:一般:各回 1,500円、学生:各回 1,000円
※今回のセミナーでは、賛助会員様の割引特典はございません。
■会場 アカデミーヒルズ スカイスタジオ
〒106-6149 東京都港区六本木6-10-1
六本木ヒルズ森タワー49階
http://www.academyhills.com/aboutus/access/index.html
*使用言語:英語(同時通訳あり)
特定非営利活動法人 日本医療政策機構(HGPI)
市民主体の医療政策を実現すべく2004年に設立されたシンクタンク。特定の政党、団体の立場にとらわれず、独立のシンクタンクとして、幅広 いス テークホルダーを結集し、新しい政策議論の場を提供してきた。グローバルな視点に立った医療政策に関する調査研究、政策提言、人材育成、情報交流、助成事 業を実施し、持続可能でより豊かな社会の実現に向け、変革を促す原動力となることを目指している。
一般社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund:ジーヒット ファンド)
開発途上国に蔓延する感染症制圧に必要不可欠な医薬品、ワクチン、診断薬の研究開発および製品化の支援を目的とした国際的な非営利組織。
グローバルヘルス分野における日本初の官民パートナーシップとして、日本国政府、製薬企業、ビル&メリンダ・ゲイツ財団により2012年に共同設立された。日本の民間企業、大学、研究機関等が有する製品開発技術やイノベーション創出能力を最大限に活用し、日本発の医薬品で開発途上国の人々の健康改善を目指す。
————-
お問い合わせ
(特活)日本医療政策機構
杉山
Tel: 03-5511-8521
Email: info@hgpi.org
先進国の公的資金が伸び悩む中、途上国における健康課題の解決に向けて、政府と民間が革新的なスキームを用いて連携することで、効率的に、迅速な課題解決を目指す官民パートナーシップが注目を集めています。
第1回目のセミナーでは、今、なぜグローバルヘルス分野の官民パートナーシップが必要とされているのか、日本が開発途上国の感染症の課題に対してどのように貢献できるのかなど、日本発のグローバルヘルスR&Dを推進するGHIT Fundの取り組みに焦点をあてながら議論を深めました。
第2回目となる今回のセミナーでは、グローバルヘルス分野で重要な役割を果たしているビル&メリンダ・ゲイツ財団、マラリアの医薬品・ワクチンのR&Dを行うMedicines for Malaria Venture(MMV)、結核の医薬品・ワクチンのR&Dを行うAERASから計3名の専門家をお招きしました。グローバルヘルスR&Dをめぐる世界的な潮流、PDP※、民間企業の果たす役割など、海外における事例を日本の皆様にご紹介するとともに、日本が途上国向け医薬品開発をどのように促進し得るかについて、議論しました。
※PDP(Product Development Partnerships)・・・開発途上国の感染症に特化した新薬開発、臨床研究、製品化を行う国際的な非営利組織。現在、欧米を中心に約20ほどのPDPが存在しており、HIV、マラリア、結核、顧みられない熱帯病に特化した医薬品、ワクチン、診断薬などの研究開発、臨床試験などを世界中で行う。MMV、AERASはその中でも代表的なPDP。
*特設サイトは こちら
■日時: 2013年12月3日(火) 19:30−21:30
■テーマ: グローバルヘルスR&Dのキープレーヤー
■スピーカー
・ハナ・ケトラー氏 (ビル&メリンダ・ビル財団、グローバルヘルス、ライフサイエンスパートナーシップ、シニア・プログラム・オフィサー)
・アンドレア・ルカード氏 (Medicines for Malaria Venture、取締役副社長、広報・渉外担当)
・シャロン・チャン氏 (米NPO法人AERAS アジア支部長)
■主催:(特活)日本医療政策機構、(社)グローバルヘルス技術振興基金
■対象:定員70名
世界のヘルスケア課題に関心のあるビジネス・パーソン、研究者、行政、NGO・NPO、学生の皆様
■参加費:一般:各回 1,500円、学生:各回 1,000円
※今回のセミナーでは、賛助会員様の割引特典はございません。
■会場 アカデミーヒルズ スカイスタジオ
〒106-6149 東京都港区六本木6-10-1
六本木ヒルズ森タワー49階
http://www.academyhills.com/aboutus/access/index.html
*使用言語:英語(同時通訳あり)
特定非営利活動法人 日本医療政策機構(HGPI)
市民主体の医療政策を実現すべく2004年に設立されたシンクタンク。特定の政党、団体の立場にとらわれず、独立のシンクタンクとして、幅広 いス テークホルダーを結集し、新しい政策議論の場を提供してきた。グローバルな視点に立った医療政策に関する調査研究、政策提言、人材育成、情報交流、助成事 業を実施し、持続可能でより豊かな社会の実現に向け、変革を促す原動力となることを目指している。
一般社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund:ジーヒット ファンド)
開発途上国に蔓延する感染症制圧に必要不可欠な医薬品、ワクチン、診断薬の研究開発および製品化の支援を目的とした国際的な非営利組織。
グローバルヘルス分野における日本初の官民パートナーシップとして、日本国政府、製薬企業、ビル&メリンダ・ゲイツ財団により2012年に共同設立された。日本の民間企業、大学、研究機関等が有する製品開発技術やイノベーション創出能力を最大限に活用し、日本発の医薬品で開発途上国の人々の健康改善を目指す。
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お問い合わせ
(特活)日本医療政策機構
杉山
Tel: 03-5511-8521
Email: info@hgpi.org
開催日:2013-12-03
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