(開催報告)第45回朝食会 『アンジェリーナ・ジョリーさんはなぜ手術を受けたのか』遺伝学的検査と遺伝カウンセリングの現状と課題について考える
日付:2013年9月19日
![(開催報告)第45回朝食会 『アンジェリーナ・ジョリーさんはなぜ手術を受けたのか』遺伝学的検査と遺伝カウンセリングの現状と課題について考える](https://hgpi.org/wp-content/uploads/001 010.jpg)
2013年5月、ハリウッド女優アンジェリーナ・ジョリーさんが、遺伝性乳がん卵巣がんの遺伝子検査を受けBRCA1遺伝子の変異が見つかったため、将来の乳がん発症の高リスクを考慮して乳房切除術を受けた経験を自らNew York Times のオピニオンページに投稿したことが、日本でも大変話題になりました。また、日本にて今年4月から妊婦の血液検査で胎児の染色体異常の有無を調べる「新型出生前診断」も始まりました。遺伝子解析技術が進み、遺伝学的検査により将来の疾病を予測したり胎児の疾患を調べたりすることが可能になってきましたが、その結果、難しい決断を迫られたり、また、疾患をもつ人々の差別につながるのではないかと危惧する声もあります。
今回の朝食会でが、日本でただ一人、日米2つの認定遺伝カウンセラー資格を持つ田村智英子先生をお招きし、遺伝学的検査と遺伝カウンセリングの現状と課題についてお話頂きました。
■テーマ
アンジェリーナ・ジョリーさんはなぜ手術を受けたのか~日米の認定遺伝カウンセラー資格をもつ立場から遺伝学的検査と遺伝カウンセリングの現状と課題について考える
■スピーカー
田村 智英子 氏 (日本で唯一の日米の認定遺伝カウンセラー)
1988年に東京理科大学薬学部を卒業、帝人株式会社で医薬品の研究や学術活動に従事した後、2000年にフルブライト奨学金を得て、米国立ヒトゲノム研究所とジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院の修士課程に留学、遺伝カウンセリングを学ばれました。卒業して2003年に帰国した後は、2004年から5年間、お茶の水女子大学大学院遺伝カウンセリングコースの准教授として後進の指導にあたったほか、国立成育医療センター、木場公園クリニックなど多数の医療機関で遺伝カウンセリングの臨床に従事してこられました。現在は、日本で唯一日米の認定遺伝カウンセラーの資格を有する立場で、9月にオープンした胎児クリニック東京にて出生前検査領域の遺伝カウンセリングの責任者を務めながら、順天堂大学の遺伝相談外来、国立病院機構岩国医療センターなどでも、遺伝性のがんや神経難病多彩な領域の遺伝カウンセリングにも従事、さらに、日本認定遺伝カウンセラー協会理事としても活躍されています。
■日時
2013年9月19日(木)8:00~9:00(7:45より受付開始)
■場所
GARB 丸の内 (東京都千代田区丸の内2-2-3)
今回の朝食会でが、日本でただ一人、日米2つの認定遺伝カウンセラー資格を持つ田村智英子先生をお招きし、遺伝学的検査と遺伝カウンセリングの現状と課題についてお話頂きました。
■テーマ
アンジェリーナ・ジョリーさんはなぜ手術を受けたのか~日米の認定遺伝カウンセラー資格をもつ立場から遺伝学的検査と遺伝カウンセリングの現状と課題について考える
■スピーカー
田村 智英子 氏 (日本で唯一の日米の認定遺伝カウンセラー)
1988年に東京理科大学薬学部を卒業、帝人株式会社で医薬品の研究や学術活動に従事した後、2000年にフルブライト奨学金を得て、米国立ヒトゲノム研究所とジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院の修士課程に留学、遺伝カウンセリングを学ばれました。卒業して2003年に帰国した後は、2004年から5年間、お茶の水女子大学大学院遺伝カウンセリングコースの准教授として後進の指導にあたったほか、国立成育医療センター、木場公園クリニックなど多数の医療機関で遺伝カウンセリングの臨床に従事してこられました。現在は、日本で唯一日米の認定遺伝カウンセラーの資格を有する立場で、9月にオープンした胎児クリニック東京にて出生前検査領域の遺伝カウンセリングの責任者を務めながら、順天堂大学の遺伝相談外来、国立病院機構岩国医療センターなどでも、遺伝性のがんや神経難病多彩な領域の遺伝カウンセリングにも従事、さらに、日本認定遺伝カウンセラー協会理事としても活躍されています。
■日時
2013年9月19日(木)8:00~9:00(7:45より受付開始)
■場所
GARB 丸の内 (東京都千代田区丸の内2-2-3)
開催日:2013-09-19
調査・提言ランキング
- 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)
- 【政策提言】保健医療分野における気候変動国家戦略(2024年6月26日)
- 【出版報告】医療政策の形成過程における患者・市民参画(PPI)の手引き―患者・市民と行政それぞれに求められる取り組みとその好事例(2024年3月31日)
- 【政策提言】腎疾患対策推進プロジェクト 2023「患者・市民・地域が参画し、協働する腎疾患対策に向けて」政策提言・地方自治体における慢性腎臓病(CKD)対策好事例集(2024年2月14日)
- 【調査報告】「2023年 日本の医療の満足度、および生成AIの医療応用に関する世論調査」(2024年1月11日)
- 【お知らせ】若年層へのブレインヘルスに関する国際調査に参画「The Next Generation (NextGen) Brain Health research program」(2024年7月1日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【翻訳公開】「薬剤耐性(AMR)の脅威の高まりに対応するための実践的な打ち手の要求」(2024年7月3日)
- 【政策提言】「認知症施策推進基本計画策定へ、今必要な3つの視点」~誰もが、いつでも、「共に生きる」社会の実現を目指して~(2024年4月1日)
- 【政策提言】患者当事者支援プロジェクト「政策形成過程への患者・市民参画の推進に向けて」(2024年5月14日)
注目の投稿
-
2024-07-01
【申込受付中】患者当事者プロジェクト オンライン専門家会合「患者・当事者・市民と作る、これからの医療政策」(2024年7月26日)
-
2024-07-17
【開催報告】超党派国会議員向け医療政策勉強会「30分で伝える医療政策最前線:腎臓病の克服を目指してーCKD対策のさらなる強化に向けてー」(2024年6月7日)
-
2024-07-18
【申込受付中】(ハイブリッド開催)腎疾患対策推進プロジェクト 公開シンポジウム「患者・市民・地域が参画し、協働する腎疾患対策に向けて」(2024年8月28日)
-
2024-07-22
【HGPI政策コラム】(No.44)-プラネタリーヘルスプロジェクトより-第9回:コネクティング・クライメート・マインズ-気候変動とメンタルヘルスを結びつける
-
2024-07-23
【申込受付中】(オンライン開催)HGPIセミナー特別編「カビが引き起こす感染症と薬剤耐性対策を考える ~薬剤耐性真菌という新たな脅威」(2024年8月23日)