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第43回朝食会「『自殺者1万人を救う戦い(Saving 10,000: Winning a War on Suicide in Japan)』監督レネ・ダイグナン氏を迎えて」開催報告

第43回朝食会「『自殺者1万人を救う戦い(Saving 10,000: Winning a War on Suicide in Japan)』監督レネ・ダイグナン氏を迎えて」開催報告
今回は、映画 『自殺者1万人を救う戦い(Saving 10,000: Winning a War on Suicide in Japan)』(http://www.saving10000.com/ja)監督 レネ・ダイグナン氏をお迎えし、この映画の撮影背景や日本人の自殺に関わるデータをもとにお話しを伺いました。

日本の自殺者数は2012年は27,766人で前年度 30,651人から実に約1割減少しました。

しかし日本の自殺率は世界でも依然高く米国の2倍、フィリピンの12倍にもなります。

アイルランド出身の駐日欧州連合代表部の経済担当官レネ・ダイグナンさんは、10年以上日本に住む親日家であり、日本の医療を研究する中で、日本の高い自殺率に対して何かしたいと考え、ドキュメンタリー映画を作成されました。映画の完成までには、調査、取材・撮影、編集にそれぞれ1年ずつ合計3年かかり、インタビューした人は95人に上ります。

映画では、普段あまり語られるこことのない、自殺にまつわる消費者金融の問題、生命保険の問題、自殺のもたらす経済損失、依存症、精神医療など、さまざまな問題をとりあげ、また、さまざまな自殺防止活動に取り組む人たちの活動を紹介し、そして最後に10の提言を示しています。

■テーマ
第43回朝食会『自殺者1万人を救う戦い(Saving 10,000: Winning a War on Suicide in Japan)』監督 レネ・ダイグナン氏を迎えて

■スピーカー
レネ・ダイグナン氏

1971年、アイルランド生まれ。ダブリン大学を卒業。1997年、青山学院大学に留学し、国際ビジネスで博士号取得。青山学院大学の講師としてグローバルビジネスや欧州経済について講義を行うほか、テンプル大学のフェローとして、医療関係の講義を行う。イタリア中央銀行駐日事務所勤務後、2011年から駐日欧州連合代表部で経済担当官として、日本と欧州の経済問題を扱う。

映画『自殺者1万人を救う戦い(Saving 10,000: Winning a War on Suicide in Japan)』はこちらで公開されています。
http://www.saving10000.com/ja

■日時
2013年4月11日(木)8:00~9:00

■場所
GARB 丸の内 (東京都千代田区丸の内2-2-3)

開催日:2013-04-11

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