【開催報告】グローバルスタンダードに基づいた健康教育の実践 助産師向けワークショップ(2020年11月7日)
日付:2020年12月22日
タグ: 女性の健康

日本医療政策機構が2019年度に実施した「大学生の包括的健康教育プログラム構築と効果測定調査」では、包括的健康教育に対する大学生のニーズが高いことが明らかになっただけでなく、包括的健康教育が学生のリプロダクティブヘルスに関する意識変容や行動変容をもたらすことが示唆されました。2020年度は、本調査結果を踏まえ、本教育プログラムが大学を含む全国の高等教育機関へ普及されるべく、大学等への助産師の講師の派遣、持続可能な仕組み作りに向けた人材確保やアドボカシー活動等を実施しております。
上記活動の1つである人材確保に向けて、公益社団法人 日本助産師会の協力のもと、本教育プログラムの講師を希望する助産師24名を対象としたオンラインワークショップを開催いたしました。ワークショップでは、リプロダクティブへルスに関する最新の医学知識やライフプランを踏まえた健康教育に関する講義とプレゼンテーションスキル習得のための実践を交えたグループワークを行いました。今後4回にわたり開催し、グローバルスタンダードに基づいた本教育プログラムを習得した助産師の講師が全国に約100名誕生します。
講師:
蓮尾 豊 氏(あおもり女性ヘルスケア研究所 所長)
岡本 登美子 氏(ウパウパハウス岡本助産院 院長)
江口 瑛子 氏(株式会社HRインスティテュート コンサルタント)
なお、本プロジェクトは日本財団による助成金にて運営しております。
調査・提言ランキング
- 【政策提言】がん対策プロジェクト「乳がん医療の地域格差是正に関する提言書」(2025年1月31日)
- 【調査報告】「2025年 日本の医療に関する世論調査」(2025年3月17日)
- 【政策提言】認知症プロジェクト 自治体職員向け資料集「『我がまちの認知症政策』の実現に向けて~今後の認知症施策推進に向けた第一歩~」(2025年3月17日)
- 【出版報告】こどもの健康プロジェクト 家庭向け小冊子「家庭で学ぶ・家庭で実践する、知的障がいのある子どものためのストレスマネジメント」(2025年2月3日)
- 【論点整理】難病・希少疾患プロジェクト ディスカッション・ペーパー「難病・希少疾患 2025 ー難病法から10年、共に創る未来に向けてー」(2025年3月28日)
- 【お知らせ】「日本のグローバルヘルスへの取り組みの継続・発展に向けた市民社会の期待」に賛同(2025年3月17日)
- 【パブリックコメント提出】「第3期健康・医療戦略(案)」(2025年2月3日)
- 【政策提言】肥満症対策推進プロジェクト2023「患者・市民・地域が参画し、協働する肥満症対策の実装を目指して」(2024年4月8日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)