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【参加報告】非感染性疾患(NCDs)をテーマとした「マヒドン王子国際保健会議2019」にHGPI参加(2019年1月29日~2月3日)

【参加報告】非感染性疾患(NCDs)をテーマとした「マヒドン王子国際保健会議2019」にHGPI参加(2019年1月29日~2月3日)

1月29日から2月3日までの間、タイ・バンコクで開催された「マヒドン王子国際保健会議2019」((PMAC 2019: Prince Mahidol Award Conference 2019)主催:タイ王国政府、マヒドン王子記念財団、共催:独立行政法人国際協力機構(JICA: Japan International Cooperation Agency)ほか)に、当機構の乗竹、西本、菅原が参加しました。本会合は、国際保健に貢献した個人・組織が顕彰されるとともに、世界各国から政府、国際機関、アカデミア、企業、NGOや患者・当事者団体なども参画し、国際保健の重要な課題の解決に向けて議論する、年に一度タイで開催される国際会合です。

今回のテーマは、「NCDsにおける政治経済学:社会全体としての取り組み(The Political Economy of NCDs: A Whole of Society Approach)」で、世界の喫緊の健康課題である非感染性疾患(NCDs: Non-Communicable Diseases)における健康格差と健康の社会的決定要因の重要性について議論が繰り広げられました。NCDsには多くの社会的決定要因が関与していますが、今後NCDsの予防と対策をすすめていく上では、食品・飲料水に含まれる砂糖、食塩の量に応じて課税する税制導入や、タバコやアルコールの入手のしやすさを低減させる措置など、健康の商業的な決定要因(CDH: Commercial Determinants of Health)に対する政策と対策を講じることの必要性とNCDsにおける市民社会が果たす役割の重要性について議論が活発に行われました。

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