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【開催報告】第2回「医療システムの持続可能性とイノベーションの両立」タスクフォース会合:研究開発にかかる経費を効率的に管理するとともに、市場アクセスを改善する取り組み(2019年11月18日)

【開催報告】第2回「医療システムの持続可能性とイノベーションの両立」タスクフォース会合:研究開発にかかる経費を効率的に管理するとともに、市場アクセスを改善する取り組み(2019年11月18日)

日本医療政策機構は「第2回『医療システムの持続可能性とイノベーションの両立』タスクフォース会合:研究開発にかかる経費を効率的に管理するとともに、市場アクセスを改善する取り組み」を開催いたしました。

日本が1961年に国民皆保険制度を確立してユニバーサル・ヘルス・カバレッジを達成して以来、日本の医療保険制度は、世界トップクラスの健康長寿社会を支えてきました。さらなる人口の高齢化と継続する少子化は、「人生100年時代」における全世代型の社会保障制度を構築し、同時に医療イノベーションを促進して健康長寿社会を実現するための日本の取組みを諸外国に示すことができる大きな機会となります。

その制度の構築を支えるために、当機構は「医療システムの持続可能性とイノベーションの両立」プロジェクトの一環としてタスクフォースを設立しました。本タスクフォースは医療システムの政策オプションに関する有識者報告書を2020年度に出版する予定です。

第2回タスクフォース会合では、日本におけるレギュラトリーサイエンスの現状について議論しました。また、レギュラトリーサイエンス分野は、医薬品や医療機器を含めた医療アクセス向上と日本の医療システムの総合的な効率性改善に貢献するとの認識が共有されました。

■概要
講演「レギュラトリーサイエンスとはなにか~医療機器からの視点~」
梅津 光生(早稲田大学 医療レギュラトリーサイエンス研究所 所長)

タスクフォース・ディスカッション
タスクフォース・メンバー(五十音順):
五十嵐 中(横浜市立大学 医学群(健康社会医学ユニット)准教授/東京大学大学院 薬学系研究科 医薬政策学 客員准教授/日本医療政策機構 フェロー)
今村 聡(日本医師会 副会長)
小黒 一正(法政大学 経済学部 教授)
鎌江 伊三夫(東京大学公共政策大学院 特任教授)
齋藤 直一(ヤンセンファーマ株式会社 ポリシーインテリジェンス部 部長)
長瀬 敏雄(ギリアド・サイエンシズ株式会社 執行役員 ガバメント・アフェアーズ シニアディレクター)
中村 洋(慶應義塾大学大学院 経営管理研究科 教授)
吉井 弘和(社会保険診療報酬支払基金 理事長特任補佐)

オブザーバー:
迫井 正深(厚生労働省 大臣官房 審議官)
西川 和見(経済産業省 ヘルスケア産業課長)

モデレーター:
梅津 光生(早稲田大学 医療レギュラトリーサイエンス研究所 所長)
菅原 丈二(日本医療政策機構 シニアアソシエイト)

 

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