【申込終了】Global Health Education Program(GHEP)2020 参加募集のご案内(2020年2月2-8日)
日付:2019年12月16日

日本医療政策機構は、「人の移住・移動に伴う健康とイノベーション」をテーマに2020年度グローバルヘルス・エデュケーション・プログラムをタイのマヒドン大学公衆衛生学部(Faculty of Public Health of Mahidol University)、神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーションスクールと共催いたします。
※本プログラムへの応募受付は締め切りました。
プログラム概要
本年度は、世界中からタイ・マヒドン大学に集まる留学生とともに、タイ東部のカンボジアと国境を接するチャタンブリー県、ならびにチョンブリー県の医療機関やコミュニティヘルスセンター等を訪れ、「Migrant Health/Travel Medicine/Border Health and Innovation」をテーマに、人の移住・移動に伴う地域特有の健康課題を同定、評価し、技術的かつ社会的なイノベーションを通した解決策を共創することを目指します。また、自国における同一課題とも照らし合わせ、タイや互いの出身国の医療政策や課題についても知見を共有し、理解を深めます。
目的
本プログラムを通して、公衆衛生やグローバルヘルスに関する知識や問題解決手法の取得、分野を横断した人材ネットワークや信頼関係の構築を通じて、グローバルヘルス課題解決に従事する人材養成を行います。参加者同士の相互理解を深め、将来のキャリア設計へのモチベーションに寄与する原体験の取得を目指します。ご関心のある学生、社会人の皆さまは振るってご応募願います!
参加をご希望される方は、[ 2020年1月5日(日)23:59 ]までに、こちらの申し込みフォームより必要事項を記入のうえ、お申し込みください。
実施要項(詳細)
期間
2020年2月2日(日)~ 2月8日(日)7日間(バンコク1日間、チャンタブリー県1日間、チョンブリー県5日間)
場所
タイ:マヒドン大学、チャンタブリー県、チョンブリー県の医療機関・コミュニティヘルスセンター等
プログラム内容(予定)
- グローバルヘルス専門家・有識者による講義
- タイにおけるフィールドワーク
- 日本およびマヒドン大学からの参加者によるグループワーク
- フィールド先スタッフに向けたプレゼンテーション(課題分析、解決策の提案等)
スケジュール(予定)
タイでは下記を実施予定です。
バンコクより車で3時間程度のチャンタブリー県、チョンブリー県にある医療機関やコミュニティヘルスセンター等を訪問し、対象地域におけるコミュニティレベル、リージョナルレベルでの活動を視察する。マヒドン大学への留学生とグループを組み、コミュニティアセスメントや現地の方々との意見交換等を予定。
場所 | 日数 | 日程 | 時間 | 概要 |
東京/バンコク | 1 | 2月2日(日) | 11:00 19:00 |
東京からバンコクへ空路 オリエンテーション、プレゼンテーション |
チョンブリー | 1 | 2月3日(月) | 7:00 9:00 13:00 15:00 |
マヒドン大学公衆衛生学部からChonburi Provinceへ移動 Regional Center of Disease Control訪問 Regional Center of Environmental Health訪問 Sufficiency Economy Center訪問 |
チャンタブリー |
1 | 2月4日(火) | 7:00 13:00 |
Chantaburi Provinceへ移動 Chantaburi Provincial Office訪問 |
1 | 2月5日(水) | – | District Health System訪問 | |
1 | 2月6日(木) | – | Sub-District Health System訪問 | |
1 | 2月7日(金) | 20:00 深夜 |
フィールドワークを通した学びについて現地スタッフへのプレゼンテーション 空港到着 バンコクから東京へ空路 |
|
東京 | 1 | 2月8日(土) | 朝 | 東京着 |
※スケジュールは一部変更になる可能性があります
参加者数
募集人数:若干名(他にマヒドン大学、神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーションスクールの学生が約30名が参加します)
応募資格
- 大学、大学院に所属する学生のうち、医学、公共政策、国際関係、公衆衛生、国際保健を専攻する方、あるいは他専攻の学生で国際保健分野に興味を持っている方(留学生、海外の大学/大学院に所属する学生も歓迎)
- 上記と同様の実務経験を有する若手人材(研究者や社会人)
※講義やフィールドワークで使用する言語は英語のため、日常会話レベル以上の一定の英語力が求められます。
※過去に、当機構主催のグローバルヘルス・サマープログラム(GHSP: Global Health Summer Program)、グローバルヘルス・エデュケーション・プログラム(G-HEP)に参加した方は、応募できません。
選考
選考は、書類審査により行われます。応募フォーム(日本語、英語のどちらでも構いません)をご提出いただき、英語能力と設問への回答をもとに選考いたします。
申込締切
2020年1月5日(日)23:59
選考結果
2020年1月8日(水)にメールにてお知らせいたします。
参加費
100,000円 (書類審査通過によりプログラム参加が決定した方は、2020年1月末までに振込をお願いします。期日は別途連絡。)参加確定後の辞退の場合は、キャンセル料が発生しますので、予めご了承下さい。
参加費に含まれる費用
- 東京・バンコクの往復渡航費
- フィールドワーク費用(宿泊費、タイ国内における交通費、食費)
- 海外旅行保険費(一律で加入いたしますのでご了承ください)
参加費に含まれない費用
- ビザ取得費
- 自宅または宿泊地から空港までの往復交通費*
- 東京での交通費・食費
- 土産代等の個人的支出に係る費用
パスポート
日本国籍であればビザなしで入国することができますが、国際規定によりパスポートの残存期間は6ヶ月以上(入国時)と定められています。また、未使用査証欄が2ページ以上必要です。
ビザ取得
タイ渡航において、国籍によってはビザが必要となります。参加者は各自責任もって、渡航までにビザを取得してください。ビザ取得には時間がかかる場合がありますので、選考結果通知後すみやかに手続きをお願いいたします。なお、日本のパスポートをお持ちの参加者は、本研修に際しては、ビザ取得は不要です。
交通・宿泊費の補助*
東京、神奈川、千葉、埼玉以外にお住まいの参加者には、自宅から東京までの交通費(往復)とホテル代補助が可能な場合があります。該当する応募者は、申請書類に現在の住所、補助の必要性を記載してください(東京、神奈川、千葉、埼玉にお住まいの参加者には適用されませんので、予めご了承ください。)
共催
特定非営利活動法人日本医療政策機構(HGPI: Health and Global Policy Institute)
マヒドン大学公衆衛生学部
神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーションスクール
お問合せ
特定非営利活動法人 日本医療政策機構
info@hgpi.org(担当:坊野、有馬)
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