【開催報告】第8回認知症国会勉強会(2019年3月27日)
日付:2019年4月4日
タグ: 認知症政策
衆議院議員鈴木隼人氏が主催する超党派国会議員による「認知症国会勉強会」が開催されました。日本医療政策機構では、本勉強会の企画立案など運営のサポートをしています。
第8回では、「認知症とともに希望と尊厳をもって暮らせる長寿社会をめざして」と題し、東京都健康長寿医療センター研究部長の粟田主一氏にご登壇いただきました。粟田氏からは、最新の統計データを基に高齢者の生活実態について解説を頂いたほか、ご自身が東京都の高島平団地で取り組む都市型の認知症地域ケアモデル事業についてご紹介いただきました。また認知症になっても希望と尊厳をもてるよう、WHOも推奨する人権ベースのアプローチについてご紹介いただき、正しい知識や予防に特化するのではなく、本人の権利や尊厳を守ることを目指した取り組みが重要であるとお話をいただきました。
■勉強会趣旨
高齢化が進む日本では認知症の人が今後さらに増えていくことが予想され、その対策が喫緊の課題となっています。国は認知症に対する施策として認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)を策定し力を入れて進めていますが、今後さらなる施策を検討していく必要があります。そのために認知症に対して強い関心と正しい現状認識と理解を持つ国会議員を一人でも増やすことが重要であると考え、超党派の有志国会議員を中心とした定期的な勉強会を開催することとなりました。
■概要
「認知症とともに希望と尊厳をもって暮らせる長寿社会をめざして」
東京都健康長寿医療センター 研究部長
粟田 主一 氏
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