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第1回朝食会「国民の医療:何が課題か」

第1回朝食会「国民の医療:何が課題か」
去る10月6日(木)、第1回朝食会が開催されました。当機構代表理事黒川清が、「国民の医療:何が課題か」というテーマの下、およそ1時間にわたりお話させていただき、その上で、ご参加の皆様からのご質問にお答えいたしました。

(要氏)
医療を取り巻く環境が変わってきている。国民皆保険が導入された当時は、日本は第1次産業に依存し貧しく、死因も脳血管疾患や結核が中心だった。

現在は、工業化と都市化に伴い、生活は豊かになり、医療の技術も進歩する一方で、運動量が減り、生活習慣病がはびこっている。このように医療の環境が変わっている中で、医療政策を見つめなおす時が来ているのではないか。

今、何が問題か。医療費は32兆円といわれているが、誰が払って誰が何を享受するのか、この議論を深めていく必要がある。タックスペイヤーすなわち国民が、どうお金を使うべきか声を上げなければならない。しかし現状をみると、生活習慣病や喫煙の問題など、個人に原因がある病気が多い。これは国民に甘えがあるということではないのか。

このような朝食会の場の活用も含め、啓蒙、啓発活動の必要性を痛感している。

申込締切日:2005-10-05

開催日:2005-10-06


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