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「ポリオ撲滅に向けて」第12回特別朝食会開催報告

「ポリオ撲滅に向けて」第12回特別朝食会開催報告
日本医療政策機構は2011年9月21日、当機構相談役、賛助者、有識者等を対象とした特別朝食会を開催いたしました。

今回は、10月24日の世界ポリオデーを控え、来日した国際保健機構(WHO)ポリオ撲滅イニシアティブ 部長代理のローランド・サッター氏および、財務省大臣官房審議官(国際局担当)の門間大吉氏の両名をスピーカーに迎え、ポリオ撲滅へ向けた最終段階の取組みの重要性と、日本のポリオ撲滅に向けたODA支援を中心にご講演頂きました。

サッター氏は、「Accelerating Public-Private Partnerships for Global Health – Polio Eradication」と題したご講演の中で、残り4カ国となったポリオ根絶のために官民一体となった最後の取り組みの重要性を語られました。続いて門間氏より、パキスタンの予防接種事業に対する、ビル&メリンダ・ゲイツ財団と協力してのローン・コンバージョン(債務転換)による日本政府の約50億円の円借款を例に挙げ、日本のODA支援の現状と今後の可能性について、ご講演をいただきました。

また、ポリオ撲滅へ向けた活動の重要なパートナーである国際ロータリー、パストガバナーの宮崎茂和氏や、ユニセフ東京事務所代表の平林国彦氏にもご参加いただき、今後の官民挙げた活動の重要性と新たな決意、日本がグローバル社会でイニシアティブを取ることの重要性について、活発な意見交換がなされました。

* なお、9月20日に行われた、ローランド・サッター氏の日本記者クラブでの記者会見の様子は、こちらからご覧いただけます >>

開催日:2011-09-21

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