GAVIアライアンス CEOヘレン・エヴァンス氏、大和証券会長 鈴木茂晴氏と日本医療政策機構の意見交換会
日付:2011年6月3日
ワクチンと予防接種の途上国へ普及活動をしているGAVIアライアンスCEOのヘレン・エヴァンス氏と、ワクチン債を通じてGAVIに協力をしている大和証券の会長 鈴木茂晴氏と日本医療政策機構の意見交換を行いました。
2月のグローバル・ヘルス・フォーラム開催時の大きなテーマでもありましたが、今後、日本が継続して、グローバルヘルス課題に取組んでいくために、公的資金のみならず、市場メカニズムを活用した民間を含む資金調達メカニズムの確立が重要性を増しています。
2008年以来、日本では総額で15億ドルに相当するワクチン債が購入され、GAVIアライアンスの活動を支えています。ワクチン債の発行・販売によって発行体であるIFFImが集めた資金は、GAVIアライアンスがワクチン普及を通じて、開発途上国の子どもたちの命を守るために活用されています。
意見交換会では、まず、エヴァンス氏が日本からのGAVIアライアンスへの協力に感謝の意を表明し、今後も、グローバル課題への貢献に関心をもつ、日本の市民が参加することのできる、ワクチン債のような革新的資金メカニズムの重要性について議論し、今後もGAVIアライアンスと日本の企業やシンクタンクが協力を強化していくことの重要性を確認しました。
(ヘレン・エヴァンス氏来日に関する記事(The Japan Times)はこちら)
2月のグローバル・ヘルス・フォーラム開催時の大きなテーマでもありましたが、今後、日本が継続して、グローバルヘルス課題に取組んでいくために、公的資金のみならず、市場メカニズムを活用した民間を含む資金調達メカニズムの確立が重要性を増しています。
2008年以来、日本では総額で15億ドルに相当するワクチン債が購入され、GAVIアライアンスの活動を支えています。ワクチン債の発行・販売によって発行体であるIFFImが集めた資金は、GAVIアライアンスがワクチン普及を通じて、開発途上国の子どもたちの命を守るために活用されています。
意見交換会では、まず、エヴァンス氏が日本からのGAVIアライアンスへの協力に感謝の意を表明し、今後も、グローバル課題への貢献に関心をもつ、日本の市民が参加することのできる、ワクチン債のような革新的資金メカニズムの重要性について議論し、今後もGAVIアライアンスと日本の企業やシンクタンクが協力を強化していくことの重要性を確認しました。
(ヘレン・エヴァンス氏来日に関する記事(The Japan Times)はこちら)
開催日:2011-06-03
調査・提言ランキング
- 【調査報告】メンタルヘルスに関する世論調査(2022年8月12日)
- 【調査報告】「働く女性の健康増進に関する調査2018(最終報告)」
- 【政策提言】保健医療分野における気候変動国家戦略(2024年6月26日)
- 【政策提言】女性の健康推進プロジェクト「産官学民で考える社会課題としての更年期女性の健康推進政策提言書」(2024年7月31日)
- 【政策提言】共生社会の実現に向けた認知症政策2024 ~認知症施策推進基本計画(素案)及び基本的施策(素案)に対するHGPIからの提言~(2024年8月13日)
- 【調査報告】「子どもを対象としたメンタルヘルス教育プログラムの構築と効果検証」報告書(2022年6月16日)
- 【調査報告】「2023年 日本の医療の満足度、および生成AIの医療応用に関する世論調査」(2024年1月11日)
- 【政策提言】肥満症対策推進プロジェクト2023「患者・市民・地域が参画し、協働する肥満症対策の実装を目指して」(2024年4月8日)
- 【調査報告】日本の看護師を対象とした気候変動と健康に関する調査(速報版)(2024年9月11日)
- 【政策提言】腎疾患対策推進プロジェクト 2023「患者・市民・地域が参画し、協働する腎疾患対策に向けて」政策提言・地方自治体における慢性腎臓病(CKD)対策好事例集(2024年2月14日)
注目の投稿
-
2024-10-07
【申込受付中】プラネタリーヘルス専門家会合 未来の医療を築く:GGHHとともに考える持続可能で強靭なヘルスシステムのビジョン(2024年11月5日)
-
2024-10-09
【申込終了】(オンライン開催)第128回HGPIセミナー「乳がん診療からみる、医療格差の捉え方」(2024年10月29日)
-
2024-10-24
【開催報告】HGPIサロン特別編「パートナーシップで感染症対策を乗り越える-抗菌薬の製造技術移転の事例を中心に」(2024年10月21日)
-
2024-10-28
【申込受付中】(ハイブリッド開催)公開シンポジウム「患者・当事者ニーズに基づく循環器病対策の推進に向けて~第2期循環器病対策推進計画をより実行性のあるものにしていくために~」(2024年11月22日)