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【開催報告】特別公開国際フォーラム「グローバルヘルスにおけるワクチンの重要性と日本の役割」(2021年10月22日)

【開催報告】特別公開国際フォーラム「グローバルヘルスにおけるワクチンの重要性と日本の役割」(2021年10月22日)

日本医療政策機構(HGPI: Health and Global Policy Institute)は、特別公開国際フォーラム「グローバルヘルスにおけるワクチンの重要性と日本の役割」をオンラインにて開催しました。

昨今、国際保健(グローバルヘルス)の中でのワクチンの重要性に関する注目が高まっています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19: Coronavirus. Disease)の影響が途上国だけでなく先進国にも甚大な影響を与えるなか、国際協調主義のもとでCOVID-19に関連する手段へのアクセスを加速化する枠組み(ACT-A: Access to COVID-19 Tools Accelerator)が立ち上げられました。主にCOVAXファシリティー(COVID-19 Vaccine Global Access Facility)において、多国間で安全かつ承認済みのワクチンを調達する枠組みが発足し、さらには、二国間などにおいてワクチンを融通する国際貢献の動きも進んでいます。日本政府も、2013年に閣議決定された「国際保健外交戦略」、2015年に策定された「平和と健康のための基本方針」など、国際協力における重要な項目の一つとして数多くの取り組みをしてきました。

一方で、新型コロナワクチンの国際的な供給においては、世界各国間で不均等が生じており、中・高所得国での接種が進む一方で低所得国での接種率は低い水準となっています。また、ワクチンを「国際公共財(Global Public Goods)」として取り扱うように求める動きも世界的に生じています。こうした新型コロナワクチンをめぐる国際貢献や外交上の論点について、広く議論を深め、国民やステークホルダーの関心と理解を促進する必要があります。

本フォーラムでは、日本からの新型コロナワクチンの国際的供出や、COVAXファシリティーの現状や展望、そしてこれからの日本に求められる国際保健外交のあり方について、国内外の産官学民の有識者が議論を深めました。当機構は、本フォーラムでの議論を基に、グローバルヘルスにおけるワクチンを含む基礎的な医薬品などが果たす意義や日本に期待される役割について、報告書として取りまとめます。

※政策提言は後日、本ページにて公開を予定しております。

【開催概要】

■日時:2021年10月22日(金)15:30-18:00
■形式:オンライン(ZOOMウェビナー形式)
■参加費:無料
■使用言語:日本語および英語(同時通訳有り)
■主催:特定非営利活動法人 日本医療政策機構(HGPI)
■共催:駐日英国大使館


■プログラム
(順不同・敬称略)

15:30-15:35 開会の辞(1) 
 黒川 清(日本医療政策機構 代表理事)
 

15:35-15:40 開会の辞(2)
 Julia Longbottom(駐日英国大使)
 

15:40-15:45 開催趣旨説明
 乗竹 亮治(日本医療政策機構 理事・事務局長/CEO)
 

15:45-16:00 基調講演(1) 英国政府のワクチン展開とグローバルヘルス戦略から得られた教訓
 Saul Walker(英国外務国際開発省 COVID-19 ワクチン・治療薬・診断薬 戦略部 副部長)
 

16:00-16:15 基調講演(2) 日本政府によるCOVID-19における国際協調の取り組み
 江副 聡(外務省国際保健政策室 室長/内閣官房健康・医療戦略室企画官)
 

16:20-17:50 パネルディスカッション
–    テーマ1|ワクチンの国際的な供与の意味合い
–    テーマ2|これから求められるグローバルヘルスにおける貢献


パネリスト:
 柏倉 美保子(ビル&メリンダ・ゲイツ財団 日本常駐代表)
 武見 敬三(参議院議員/世界保健機関(WHO) UHC親善大使)
 角南 篤(笹川平和財団 理事長)
 詫摩 佳代(東京都立大学 教授)
 Suwit Wibulpolprasert(タイ保健省 事務次官オフィスアドバイザー)

モデレーター:
菅原 丈二(日本医療政策機構 マネージャー)

 

17:50-18:00 閉会の辞
 古屋 範子(衆議院議員/国民の健康増進を推進する議員の会(ワクチン予防議員連盟)会長代行)
 

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