【申込終了】世界メンタルヘルスデー2023オンラインセミナー「10代、20代のメンタルヘルス~みんなで考えよう若者たちのこころの健康を支えるヒント~」(2023年10月4日)
日付:2023年9月14日
タグ: メンタルヘルス
日本医療政策機構では、10月10日の『世界メンタルヘルスデー』の啓発活動の一環として、「10代、20代のメンタルヘルス」をテーマに、オンラインセミナーを10月4日(水)に株式会社ベータトリップ、ルンドベック・ジャパン株式会社と共催にて開催します。
本セミナーでは、10代、20代のメンタルヘルスについて、社会的偏見(スティグマ)をなくす教育の可能性から、ストレスへの対処方や早期のケアなど、多くの人に役立つ実践的な情報も交えて、メンタルヘルスと教育の専門家に解説いただきます。若者たちのメンタルヘルスに関わる専門家はもちろん、当事者の方や保護者、メンタルヘルスに関心をお持ちの方など、どなたでもご参加いただけます。
若年層のメンタルヘルスの課題とは:
厚生労働省によると、2022年に小中高生の自殺者数が500人超となりました。これは統計を遡ることのできる1980年以降最多です。原因は健康問題が最多とされていますが、健康問題は精神疾患だけではなく、自殺に至る過程で心身の不調が関係すると言われています。また新型コロナウイルスの感染拡大期において人との関わり方が変化したことに伴い、孤立・孤独の社会問題がより一層深刻さを増したことで、若年層におけるメンタルヘルス対策が重要な社会課題となっています。このような背景から、日本政府も厚生労働省を中心に若年層のメンタルヘルスを維持できる環境づくりへの取り組みを強化しています。また、2022年度からは高等学校学習指導要領が改訂され、高校の保健体育の科目のなかに精神疾患の予防と回復が追加され、予防・早期発見のために約40年ぶりに学校で精神疾患の学習機会が設けられました。
【開催概要】
日時:2023年10月4日(水)19:00-20:30
形式:オンライン(Zoomウェビナー)
言語:日本語のみ
参加費:無料
共催:日本医療政策機構(HGPI)、株式会社ベータトリップ、ルンドベック・ジャパン株式会社
後援:厚生労働省、うつ病やいきづらさで苦しんでいる方の自助グループReOPA(レオパ)、特定非営利活動法人シルバーリボンジャパン、一般社団法人精神障害当事者会ポルケ、公益社団法人全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)、特定非営利活動法人地域精神保健福祉機構(COMHBO)、一般社団法人日本うつ病センター、一般社団法人日本メンタルヘルス ピアサポート専門員研修機構、ピースマインド株式会社、デンマーク王国大使館
【プログラム】
講演1:メンタルヘルスへのスティグマを減らすための教育の可能性と課題
山口 創生氏(国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部 精神保健サービス評価研究室長)
講演2:テーマ:10代、20代の抱えるストレスとマネジメント方法
杉山 智風氏(京都橘大学総合心理学部 助教)
講演3:若者への早期介入の重要性と相談支援体制について
根本 隆洋氏(東邦大学医学部精神神経医学講座・社会実装精神医学講座 教授)
パネルディスカッション(Q&A形式)
進行:栗田 駿一郎(日本医療政策機構 シニアマネージャー)
※本セミナーの内容は、予告無く変更させていただくことがございます
【世界メンタルヘルスデーについて】
世界メンタルヘルスデーは、約30年前に世界精神保健連盟によって制定され、世界全体でメンタルヘルス(精神的健康)への認識を高め、偏見をなくすことを目的として定められています。また、統一された声で、行動を起こし持続的な変化を生み出すことによって、希望を持つことのできる社会の醸成を目的としています。現在では、世界保健機関(WHO)もサポートする『世界メンタルヘルスデー』として、10月10日に世界60カ国以上で啓発活動が行われています。毎年テーマに沿った啓発活動が世界各国で行われています。2023年のテーマは「MENTAL HEALTH IS A UNIVERSAL HUMAN RIGHT(メンタルヘルスは世界の人に認められた権利)」です。
詳しい情報は、 https://wfmh.global/をご覧ください。
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