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【開催報告】「自治体の災害時の精神保健医療福祉対策にかかる実態把握及び取り組みのあり方の検討」第1回有識者会議(2021年8月5日)

日本医療政策機構 メンタルヘルス政策プロジェクトでは、厚生労働省令和3年度障害者総合福祉推進事業「自治体の災害時の精神保健医療福祉対策にかかる実態把握及び取り組みのあり方の検討」を実施しており、第1回有識者会議を開催いたしました。

地域における災害時のメンタルヘルス支援においては、各自治体が大きな役割を果たしており、例えば発災直後から活動が可能な災害派遣精神医療チーム(DPAT:Disaster Psychiatric Assistance Team)の派遣や受け入れに指標を設定し、体制整備を図っているところもあります。一方、DPAT、災害拠点精神科病院、こころのケアセンター、精神保健福祉センター等との連携体制など、地域の支援の在り方が十分に確立されていないとの指摘もあり、支援の地域差に繋がる可能性もあります。

本事業では、自治体への調査や有識者会合等を通じ、現在実施されている取り組みや、より効果的な支援のあり方について分析することで、各自治体が災害精神保健医療福祉に関する対策を策定する際の基礎資料を作成することを目的とします。

 

■有識者会議メンバー(五十音順・敬称略)

小幡 恭弘(公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会 事務局長/HGPIメンタルヘルス政策プロジェクト アドバイザリーボードメンバー)
神庭 重信(公益社団法人 日本精神神経学会 参与・前理事長/HGPIメンタルヘルス政策プロジェクト アドバイザリーボードメンバー)
金 吉晴 (国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 所長/HGPIメンタルヘルス政策プロジェクト アドバイザリーボードメンバー)
萩原 なつ子(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授/認定特定非営利活動法人日本NPOセンター代表理事/HGPIメンタルヘルス政策プロジェクト アドバイザリーボードメンバー)
辻本 哲士(全国精神保健福祉センター長会 会長)
木脇 弘二(全国保健所長会 会員(熊本県八代保健所・八代福祉事務所))
富田 博秋(東北大学 大学院医学系研究科 精神神経学分野 教授/HGPIメンタルヘルス政策プロジェクト アドバイザリーボードメンバー)
原田 奈穂子(宮崎大学 医学部看護学科 精神看護学領域 教授)
有賀 絵理(公益社団法人 茨城県地方自治研究センター  研究員)
太刀川 弘和(筑波大学医学医療系災害・地域精神医学 教授)
小林圭吾(一般企業勤務/メンタルヘルス当事者)
塚本 哲司(地方独立行政法人埼玉県立病院機構 埼玉県立精神医療センター 部長)

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