参加報告パネルディスカッション「Global Health Diplomacy in France, Japan, and Norway」(戦略国際問題研究所(CSIS)主催)
日付:2010年10月26日
当機構ディレクターの村上博美は10月22日ワシントンDCに拠点をおくシンクタンクCSISにて開催された会議「Global Health Diplomacy in France, Japan, and Norway」にパネリストとして参加し、50人ほどの聴衆を前に日本の国際保健外交について発表しました。パネルに参加した他の2人のスピーカーとして、フランスの欧州分析機器製造業協会連合会(EDMA)元会長のジョン=フランソワ・デラビゾン氏、またこの世界の重鎮、ノルウェー首相のアドバイザーを務めるトーア・ゴーダル氏が参加。Q&Aでは、「国内の財政危機の中で、3カ国は世界基金へ増資したが、どう国民を納得させたのか」やノルウェー首相にグローバルヘルス分野への貢献の重要性を説いたゴーダル氏に対し「どうすれば国のリーダーを、この重要な課題に優先的に取り組ませることができるのか」等の質問が投げかけられました。会議参加者やCSISの研究者との意見交換は示唆に富み、世界的課題である国際保健に対する日本の取組みを、グローバルに発信する重要性を改めて認識する機会となりました。
開催日:2010-10-22
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