【開催報告】Pacific Partnership(2018年4月26日~5月8日、スリランカ)
日付:2018年6月26日
タグ: グローバルヘルス戦略
2018年4月26日から5月8日にかけてスリランカで行われたPacific Partnership (PP) 2018に、日本医療政策機構よりアドジャンクトフェローであり医師の高松優光が参加しました。PPは、アメリカ海軍主導の国際災害救援活動訓練であり、防衛省 自衛隊、イギリス軍、オーストラリア軍などに加えて、NGOも参画しています。
PP2018では、スリランカ北部のトリンコマリーに米海軍病院船マーシーが停泊し、多国籍医療チームにて内科・歯科診療、船内手術、公衆衛生教育が行われました。日本からは約30名の自衛官に加えて10名の医療者がNGOから参加しました。
また、当機構は防衛省、スリランカ・アメリカ海軍と協力し、トリンコマリーの地域病院にAEDを寄付しました。贈呈式には、トリンコマリー地区保健所長をはじめとし、地域病院長、スリランカ・米海軍士官・防衛省士官、当機構事務局長の乗竹が参列しました。日スリランカの若手医療者によるAED使用のデモンストレーションも行われ、現場レベルでも官民連携を推進することに貢献しました。国内外で機運が高まっている官民連携を、当機構はグローバルヘルス分野においても推進していきます。
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