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【開催報告】認知症未来共創ハブ『設立オープンイベント』(2018年11月20日)

【開催報告】認知症未来共創ハブ『設立オープンイベント』(2018年11月20日)

2018年11月20日(火)、当機構は、認知症に関する提言プラットフォーム「認知症未来共創ハブ」のオープンイベントを開催いたしました。

今、世界で認知症のある方の数は約3,560万人、2050年までに1億人を超えると推計されています。わが国でも65歳以上で認知症のある方は、2012年時点で約462万人、2050年には1,000万人を超えると言われています。これまでに、国内外でさまざまな取組みが進んできましたが、認知症のある方やその家族等の日常生活上の体験を向上させるためには、大きなチャレンジが残されています。

「認知症未来共創ハブ」は、認知症のある方、家族や支援者、地域住民、医療介護福祉関係者、企業、自治体、関係省庁及び関係 機関、研究者らとともに、認知症のある方の思いや体験、知恵に基づき、「認知症とともによりよく生きる未来」への移行の加速をはかることを目的としています。

今回のオープンイベントでは、若年性認知症の当事者による基調講演や対談に加え、共創ハブの4つの柱である「当事者参加型パネル」、「学術研究・評価」、「実証・実装」、「政策提言・発信」に関わる各ステークホルダーによるリレープレゼンテーションを開催いたしました。その中で、認知症とともによりよく生きるために必要な今後のチャレンジについて、活発な議論が交わされました。

運営団体:
慶應義塾大学 ウェルビーイングリサーチセンター
日本医療政策機構
認知症フレンドシップクラブ
Issue+design

参加者:
認知症患者リーダー、学術関係者、企業関係者、医療関係者、政策立案者など

概要
■開会の辞
黒川 清(日本医療政策機構 代表理事)

■当事者による基調講演
丹野 智文(おれんじドア 代表/認知症未来共創ハブ 評議員)


■各ステークホルダーによるリレープレゼンテーション
茅野 龍馬(WHO 健康開発総合研究センター 医官)

粟田 主一(東京都健康長寿医療センター 研究部長/認知症未来共創ハブ 評議員)

猿渡 進平(大牟田市役所 相談支援包括化推進員/白川病院 医療連携室長/認知症未来共創ハブ 運営委員)

下河原 忠道(株式会社シルバーウッド 代表取締役)

吹田 博史(武田薬品工業株式会社 コーポレート・コミュニケーションズ&パブリックアフェアーズ CSR 企業市民活動・寄付担当部長)

林 健二(スターバックスコーヒー 町田金森店 ストアマネージャー)

井内 徹(京野菜いのうち 代表)

西川 和見(経済産業省 ヘルスケア産業課 課長)

■対談
丹野 智文(おれんじドア 代表/認知症未来共創ハブ 評議員)
堀田 聰子(慶応義塾大学大学院 教授/認知症未来共創ハブ 代表)

■「認知症未来共創ハブ」構想についての趣旨説明
堀田 聰子(慶應義塾大 学ウェルビーイングリサーチセンター)

筧 裕介(issue+design)

徳田 雄人(認知症フレンドシップクラブ)

乗竹 亮治(日本医療政策機構)

■閉会の辞
田中 規倫(厚生労働省 老健局総務課認知症施策推進室 室長)


写真:井澤 一憲

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