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【申込終了】第70回定例朝食会「グローバルヘルス・セキュリティーにおける新戦略『グローバル・バイローム・プロジェクト』」~感染症対策の最前線~(2018年6月29日)

【申込終了】第70回定例朝食会「グローバルヘルス・セキュリティーにおける新戦略『グローバル・バイローム・プロジェクト』」~感染症対策の最前線~(2018年6月29日)

本イベントの申し込み受付は締め切りました。

近年、グローバリゼーションや人口構造の変化(先進国の人口の高齢化、途上国の人口増加)あるいは土地利活用の変化により、これまで認識されていなかった未知のウイルスによる感染症が加速的に台頭しています。感染症は人類の脅威であり、その対策は国際的に取組みが進められています。
このような新興感染症の原因ウイルスの過半数は動物(特に野生動物)を宿主としており、人間や動物、そして環境の健康を総括的に推進するワンヘルス・アプローチは特に重要性です。例えば、2014年に流行した西アフリカのエボラウイルス感染症は、エボラウイルスがアフリカのコウモリからヒトに伝播したことで発症することが明らかになりました。地球上の動物からヒトに感染しうるウイルスは、多く存在すると予測されていますが、その未知のウイルスの多くは、感染リスクや感染経路の予測ができていません。


この問題を鑑み、米国国際開発庁(USAID: United States Agency for International Development)のグローバル保健局の科学者を含む世界中の専門家は、「グローバル・バイローム・プロジェクト」を発足させました。このプロジェクトは、地球上の動物からヒトに感染する可能性のある「未知のウイルス」を野生動物から発見、識別し、その特性を理解することにより、病原体がヒトに感染する前に、新興感染症の対策を打つことを目的としています。この新しい考え方により、感染症のアウトブレイクを事前に予測し、その情報を感染症予防に直結させるという予防的アプローチに転換させることが期待されています。

今回の朝食会では、米国国際開発庁で長年感染症のプロジェクトにかかわってきたデニス・キャロル氏をお招きし、今、全世界から注目を集めている感染症対策の大規模プロジェクト「グローバル・バイローム・プロジェクト」について、その科学的な根拠、ガバナンス、技術的な枠組みについてお話しいただきます。
※当朝食会は、英語にて開催されます(通訳はつきません)。

■スピーカー
デニス・キャロル氏(米国国際開発庁 新興感染症室長)
■日時
2018年6月29日(金)午前08時00分~午前09時15分 (受付開始は午前07時45 分)
■場所
EGG JAPAN (東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビル10階)
■参加費
・一般:2,500円
・学生:1,500円(学生証をお持ちください)
(個人賛助会員は無料となります。)
■キーワード
感染症、ワンヘルス、米国国際開発庁、グローバル、ウイルス

■デニス・キャロル 氏
米国政府の海外援助機関であるUSAIDのグローバル保健局で新興感染症室長。新興感染症の脅威に対応する戦略作りや実務を指揮している。また、USAID代表としてグローバルヘルス・セキュリティーに携わっている。
1991年に米国疾病予防管理センター(CDC: Centers for Disease Control and Prevention)からUSAIDに出向、1995年にUSAIDで感染症を担当する上級アドバイザーとなり、マラリア、結核、薬剤耐性菌問題(AMR: Antimicrobial Resistance)、感染症サーベイランス、顧みられない熱帯感染症、新興感染症などのプログラムの責任者となった。そこで、地域レベルでの糸状虫症(オンコセルカ症)の治療、マラリアの急速診断、薬剤耐性マラリアの新しい治療法、妊婦のマラリア間欠治療、マラリアの長期残効型蚊帳などさまざまな疾病の予防や管理に携わった。また、2005年に発足したマラリア制圧プログラムであるプレジデント・マラリア・イニシアチブ(PMI)の計画、推進に発案当初から関わった。2005年からはUSAIDの職員となり、鳥インフルエンザの対応にあたった。
キャロル氏はマサチューセッツ大学アムハースト校で、熱帯病にフォーカスした生物医学の博士号を取得した。 その後、コールドスプリングハーバー研究所でウイルス感染の分子力学について研究。彼のマラリアやパンデミック・インフルエンザの業績をたたえて、CDCやUSAIDから2006年、2008年などに表彰されている。

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※お申し込みの締め切りは6月18日(月)10時00分とさせていただきます。イベント申し込み時点では確定せず、当機構にて抽選の後、結果を6月19日(火)中にお知らせいたします。個人賛助会員の方は、優先的にご案内いたします。
※お申込み後に、申込完了メールが届きます。メールが届かない場合は、お手数ですが当機構事務局まで、メール(info@hgpi.org)またはお電話(03-4243-7156)にてご連絡ください。

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