【開催報告】健康・医療に関する超党派勉強会「難病・希少疾患とAI診断支援ツール」(2026年7月3日)
日本医療政策機構(HGPI)は「健康・医療に関する超党派勉強会」を開催しました。当機構では、これまでも超党派国会議員向け勉強会を不定期に開催してまいりました。今回は、これまで以上に立法府と緊密に連携することを目指し、超党派の呼びかけ人の賛同も得ながら、「産官学民で考える健康医療政策の未来」をコンセプトに、がん、予防医療、内科系・外科系疾患や、小児、周産期など、国民の関心が高いテーマにおいて、具体的かつ検証可能なデータをベースにしながら、超党派で学びを深め、未来志向で次の打ち手について、フラットに意見交換をすることを目指します。
今回は、AI診断支援ツールによる早期発見や診断精度向上の可能性、社会実装に向けた課題をテーマに開催しました。その事例として、発症初期には他の心疾患や加齢に伴う症状と区別しにくいとされる心アミロイドーシスを取り上げ、まず診断・治療の現状を分析したデータが示されました。そのうえで、AI診断支援ツールの導入によって、心アミロイドーシスの見逃されやすい所見が早期に検出され、専門医が限られる地域においても適切な検査や専門医療への接続を促し、診断の遅れや地域格差の解消に寄与することが提起されました。
AI診断支援に関しては、日本医療政策機構においても、2026年5月に論点抽出ペーパー「AIによる診断支援時代を見据えた産官学民のそれぞれの役割」を公表しており、当日も本ペーパーの内容についても出席議員へ共有いたしました。
【プログラム】(敬称略)
日本医療政策機構による政策論点整理の紹介
講演:「難病・希少疾患とAI診断支援ツール」
辻田 賢一(熊本大学 循環器内科学教授/心アミロイドーシスコンソーシアム代表理事)
質疑応答
■超党派呼びかけ人(敬称略、五十音順)
衆議院議員
阿部 圭史、伊佐 進一、伊東 信久、梅村 聡、田畑 裕明、沼崎 満子、橋本 岳、福田 徹
参議院議員
秋野 公造、安野 貴博、大島 九州男、小池 晃、小西 洋之、自見 はなこ、田村 まみ、古川 俊治

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