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【開催報告】「市民主体の医療政策を生み出す中医協を目指すラウンドテーブルディスカッション」(2026年10月9日)

【開催報告】「市民主体の医療政策を生み出す中医協を目指すラウンドテーブルディスカッション」(2026年10月9日)

日本医療政策機構(HGPI: Health and Global Policy Institute)は、2026年10月9日、国際文化会館(東京都港区)にて、「市民主体の医療政策を生み出す中医協を目指すラウンドテーブルディスカッション」を開催いたしました。本会合は、現在政治課題として挙がっている中央社会保険医療協議会(以下、中医協)の改革について、有識者および患者・当事者とともに、自由な議論を行う機会として企画いたしました。

中医協改革については、医療政策サミットをはじめ様々なプロジェクトを通じて折に触れて議論を重ねてきたほか、直近でも2026年1月に、患者・当事者支援プロジェクトの一環として緊急シンポジウム「高市新政権の中医協改革の行方を考えるー『患者・当事者の声』は届くのかー」を開催し、中医協のあり方について、有識者および患者・当事者とともに議論を行いました。

2025年10月に発足した自由民主党と日本維新の会による連立政権の合意書には、「病院機能の強化、創薬機能の強化、患者の声の反映及びデータに基づく制度設計を実現するための中央社会保険医療協議会の改革」が明記されました。2026年6月の与党協議では、多様な関係者の意見を聞く必要性については一致がみられたものの、結論には至りませんでした。その後、同年7月には与党協議を踏まえた「社会保障改革項目に関する具体的な骨子」が取りまとめられ、中医協改革は13の改革項目の一つとして位置づけられました。もっとも、骨子では具体的な制度設計は2026年度中に行うこととされており、改革の具体的な方向性はなお定まっていません。本会合開催時点においても、社会保険医療協議会法の改正案の提出時期を含め、今後の進め方は明らかになっていません。

そこで当機構では、中医協および診療報酬をめぐる制度と運用に精通した有識者、ならびに患者・当事者の立場から政策形成過程への参画に取り組んできた実践者を招き、本ラウンドテーブルディスカッションを開催いたしました。議論では、中医協のこれまでの変遷や役割を踏まえつつ、今後の日本社会、そして医療改革の方向性を展望しながら、闊達な議論が行われました。

本議論の成果は今後、当機構による政策提言として公開する予定です。

 

【開催概要】

  • 日時: 2026年10月9日(金)13:30-15:30
  • 形式: 対面・非公開/チャタムハウスルール
  • 会場: 国際文化会館 セミナールーム404(東京都港区六本木5-11-16)
  • 言語: 日本語

■参加者(敬称略・五十音順)

阿真 京子(日本医療政策機構 フェロー)
池上 直己(日本医療政策機構 アカデミックフェロー/久留米大学医学部 客員教授/慶應義塾大学 名誉教授)
島崎 謙治(国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科 医療経営管理分野 教授)
武田 飛呂城(一般社団法人ピーペック 理事/特定非営利活動法人日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス 監事)
森田 朗(一般社団法人次世代基盤政策研究所 代表理事/東京大学 名誉教授)

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